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一時停止で交通の安全を確保する
一時停止で交通の安全を確保する
「止まる」「見る」「確かめる」という基本動作を確実に行うことが、事故を防止し、交通の安全を図ることにつながります。一時
停止と安全確認の重要性を認識し、正しい方法で行うようにしましょう。
★ 停止線または交差点の直前で、タイヤを完全に止めるようにしましょう
★ 停止後は必ず左右の安全を確かめてから発進しましょう
★ 法令によって一時停止が義務付けられている場所・場面を覚え、遵守しましょう
(東京海上日動火災保険(株) 安全運転ほっとNEWS 2026年7月号より転載)
歩道や路側帯を横切るとき・交差点やその付近で緊急自動車が近づいてきたとき
●歩道や路側帯を横切るとき
駐車場等に出入するために歩道や路側帯を横切るときは、直前で一時停止し歩行者等の通行
を妨げないようにしなければなりません※6。歩道や路側帯は歩行者等が安全に通行するための
部分です。歩行者等がいてもいなくても、必ず一時停止と安全確認をしましょう。
※6 道路交通法 第17条第2項
●交差点やその付近で緊急自動車が近づいてきたとき
交差点やその付近で緊急自動車が接近してきたときは、進路をゆずるため、交差点を避けて道路
の左側(※一方通行の場合は、状況に応じて道路の右側)に寄り、一時停止しなければなりま
せん※7。交差点付近以外では一時停止の義務はありませんが、緊急自動車を安全に通行させる
ため、状況に応じて停止するようにしましょう。また、発進する際は、他の交通参加者と接触しな
いよう、周囲の安全を十分に確認してから行動しましょう。
※7 道路交通法 第40条
(東京海上日動火災保険(株) 安全運転ほっとNEWS 2026年7月号より転載)
信号機のない横断歩道に横断する人がいるときや停止している車があるとき
信号機のない横断歩道は歩行者優先です。横断している人やしようとしている人
がいるときは、必ず一時停止して通行を妨げないようにしなければなりません※3。
しかし、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の調査によると、歩行者が渡ろうと
している場面で一時停止した車は56.7%で、依然として約4割の車が止まらない
という結果でした※4。また、横断歩道の手前に停止している車があるときも、
その前方に出る前に一時停止をしなければなりません※5。止まっている車が死角となり、見えない場所から横
断歩行者等が出てくる可能性があります。横断歩道の30m手前と50m手前には、前方に横断歩道があることを
示す標示(◇マーク)があります。見つけたときは横断歩道周辺の状況をいち早く確認するよう心がけましょう。
※3 道路交通法 第38条第1項
※4 出典:JAF「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2025年調査結果)」より
※5 道路交通法 第38条第2項
(東京海上日動火災保険(株) 安全運転ほっとNEWS 2026年7月号より転載)
一時停止が義務付けられている場所・場面
道路交通法によって一時停止が義務付けられている場所や場面を、いま一度確認してみましょう。
●標識等によって指定されている場所
道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、停止線または交差点の
直前で一時停止しなければなりません
※1。特に見通しの悪い場所では停止線が交差点よりも手前に引かれていることがありますが、その位置を守って停止しなければ事故につながるおそれがあります。
積雪等によって停止線が確認できないときは、停止線の標識が立って
いる位置を参考にし、この標識を越えないように注意しましょう。
※1 道路交通法 第43条
●信号機のない踏切
踏切を通過しようとするときは、踏切や停止線の直前で停止し、安全であることを確認した
後でなければ進行してはいけません※2。前車に続いて通過する場合も、一時停止して目と耳
で安全を確認する必要があります。ただし、信号機のある場合は信号機に従って通過する
ことができます。発進する際は周囲の歩行者等にも注意しましょう。
※2 道路交通法 第33条
(東京海上日動火災保険(株) 安全運転ほっとNEWS 2026年7月号より転載)
誤った方法
× フロントバンパーが停止位置を越えてしまう
× 停止後すぐに発進してしまう
× 左右の確認をしながら徐行で進む
× 一度の確認で済ませてしまう
誤った一時停止や安全確認の怠りは、見えない危険への対応を
遅らせる要因となります。一時停止は見えている危険を確認する
だけでなく、見えていない危険にも備える行動です。また、交差
道路を通行する他の交通参加者へ、自分の車の存在を知らせる
行為であることも意識しましょう。
(東京海上日動火災保険(株) 安全運転ほっとNEWS 2026年7月号より転載)






